【2023.04.23】vol.34 らんまん、深夜特急、温泉
新しい仕事も3週目。いい意味で慣れつつある気がしているし、気が抜けないように気をつけなくてはという気もしている。1日ずつ、1日の区切りで生きる。今週も乗り切って命をつなげたい。
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仕事で行き詰まっていた30歳の頃。大変だったのは、一緒に働く人のせいではなく、自分自身の問題であったのかもしれない。それなら自分を変えていく。自分なら変えていけるのかもしれない。
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上司にキリッと叱られて注意されて指導されること。40歳の自分が、初心と謙虚さを取り戻す。少しありがたいことなのかもしれない。昔のボスよりは全然まともだ。乗り越えられる。これまでいろんな人に出会ってきたのだ。
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ミスチルファンが集まるバーに行ってみたいとか、スラムダンク全巻揃えようとか、台湾の旅を計画してみたりとか、そういうことを考えるとワクワクしてくる。
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20時過ぎの残業で疲れが出ている。集中力が落ちていた。閉じた貝のように口が重かった。時間よりも、受け身になってしまったところが疲労の原因かもしれない。主体性が失われていると余計に疲れるのだろう。年齢かなとも思ったけど、そうでもない。姿勢の問題だ。
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夢の中で、職場の人と楽しく笑って話をしていた。心は軽くなっている。何かはわからないけれど、うまくいく気がした。
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分からないことは分からないと言わなくちゃ。教えてもらったことがイマイチ理解できなくて、すーっと流してしまって、そのあとで何だか居心地が悪くなった。心が冷え固まった。凍りついていた自分がいた。知ろうとすることを諦めること、あれは反省しなくては。
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数カ月後に仕事を回せるようになっている。窓口戦力の1つになる。職場の中で人間関係を作っていて、関わる人とスマートに対応している。そんな漠然とした「できる」イメージが、今の自分を支えてくれるだろう。1年もがく、あがいてみる。両手を振り回し、上昇気流を生み出していく。
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娘にイライラして、大声で注意してしまって、反省する。息子から「父ちゃんに1つ言いたいんだけど大きな声出すともっと泣くよ」と言われてしまった。子どものほうがよく分かっている。見えている。そうやって、親としての未熟な自分がいたりして、まだまだだなと感じる。
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仕事がある。やるべことがある。広すぎる社会の中に自分が所属する場所がある。公務員という身分がある。うんざりしてしまうこともあるだろうけど、天命と思いたい。今持っているものに感謝したい。
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朝のバスの中で朝ドラ「らんまん」を観て、帰り道を歩きながら「深夜特急」の朗読ラジオを聞いて、ふらっと温泉に立ち寄る。美味しい蕎麦を食べる。そうやって金曜日を締めれば、幸福感に満たされる。