【2024.03.03】vol.79 とにかく笑えれば
2月が終わって3月になった。また一つ年齢を重ねて、41歳になった。社会人3.0は、2年目に進もうとしている。何も成長も前進もしてないなと思ったりするけど、一方で、そんなこともないかと気づく。1年前の自分とはだいぶ状況は違っている。良い方へ向かっていることは間違いない。
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職場の同僚が被災地支援で不在になり、その分仕事が重くのしかかる1週間だったけれど、なんとか乗り越えた。わからないことも多くあり、自分のミスもあり、おまけに重大事故もあったけど、それでも、それでもなんとか乗り越えてきた。
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なるようにしかならないと思って、なんとかしていかなくちゃいけなくて、何とかなるって手繰りで今日も歩いている。人に聞いてクリアになることもある。自分から動いて自分の頭で考えて、どうにかしなくちゃいけないこともたくさんある。100点ではなくとも、あがいてもがいて、1日を泳ぎ切る日々だ。
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仕事で、カード印字をミスしてしまった。どん底まで落ちた自分がいるなら、そこから少しだけ這い上がる。過ぎたことは変えられないから、次の未来のことを考える。たとえば、最後まで責任をもって対応することは自分にできる。二度とミスしないという教訓や、リカバリする方法を学ぶ機会になった。
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気分がすっきり晴れない。同僚がしばらく不在で、精神的に不安定になっているのだろうか。スパルタン・レースのケガで運動不足になっているからなのか。運動、雑談、栄養、のんびりする時間と仲間と過ごす時間、まず確保してみようか。BUMP OF CHICKENの「ファイター」と、デール・カーネギーの「道は開ける」の2つを両手に持っていこう。
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職場で、重要なものが紛失したことが発覚。残業中に探す必要があって、今日帰れるのか、まったく見通せなくなった夜8時。ボスと重荷を分かち合って、結果、なんとか見つかって、事なきを得た。達成感があって、気分がスッキリして、嬉しさも見つけた。仕事をしていれば、気まぐれな不幸と不運がときに訪れる。そして、神や天命の導きみたいな大いなる力を信じられるような気分になった。
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流れる景色を必ず毎晩みている。そのメロディが頭に流れる帰り道。
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朝、ラジオからウルフルズの「笑えれば」が流れてきた。今日は公立高校の合格発表の日らしい。ある中学校教員が番組にメッセージを投稿していた。生徒に向けて、「どんな結果だろうと受け止めてほしい。入試は長い長い人生の通過点なのだから」と。教育実習のときのことを思い出し、今の自分に重なった。記憶は生きている。今こうして何とか自分で立ち上がろうとしている。でこぼこの道を、まだ自分の足で自分で歩ける今日だ。
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全体の仕事が終わってないのに、定時で帰っていく同僚たちを横目に、家庭の事情でしょうがないと頭で理解しつつも、心はなんだかモヤつく。残された人たちが仕事を片付ける。他人を責めたところで、そう思う自分が嫌にもなる。解決しない、答えがないモヤモヤだ。自分にできることってなんだ。自分にできることを日々積んで、広げていくことだ。他者のことは、影響の輪の外にあることで、自分ではコントールはできない領域だ。それは天に任せる。天が良いようにコトを運んでくれるだろう。だから自分は、自分の影響の輪の中に集中することだ。人事を尽くして、天命を待つ。