【2023.11.12】vol.63 100回以上の失敗はユニークな進化の礎
神奈川大学の学園祭に足を運んだ。空は秋晴れ。飲食屋台やお化け屋敷、迷路、グラウンドでのゲームなど、子どもと一緒にとても楽しむことができた。大学生たちは陽気で楽しそうで、手作りのお祭りの雰囲気はとてもよかった。長いコロナ禍が明け、解き放たれたエネルギーを感じる。学祭自体を訪れたのも久しぶりだった。来年も行ってみようと思った。
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新居を内見して、そのまま契約。1月に引っ越しが決まった。担当者は山崎康晃に似ていて、丁寧で対応もよかった。一人暮らしを始めたときも、結婚して新居を決めたときも、その時々の担当者が決め手になっていたことをふと思い出した。人は、つまり理よりも感情なのだろう。引っ越しは、環境を変えること。未来に変化が起ころうとしている。
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映画館バイト時代の仲間と武蔵小杉で飲んだ。20年ぶりの再会だ。会話が若干ぎこちない自分がいた気がする。再会は嬉しくて新鮮だったけれど、どこか胸に引っかかりを覚えて、その正体はなんだろうと考える。でも答えが出ない。消化に少し時間をかけてもいい。たぶん、長い付き合いの仲間たちとの時間がむしろ分厚すぎて、その反動がただ起きてだけかもな。
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サルースのウェルビーイング特集。幸福の4因子。「ありのまま」「なんとかなる」「やってみよう」「ありがとう」。
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昼休憩をちゃんと取れとボスが言い、他の役所のお姉さんに電話で文句を言われて、先輩からこうした方がいいというアドバイスをもらう。汗だってかくし、間違えることもある。今日も未熟な自分がここにいる。「100回以上の失敗は ダーウィンさんも感涙のユニークな進化の礎」とスピッツは歌う。そのとおりだ。
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幸福そのものは存在しない。幸福は感じるものだ。とんこつラーメンを食べて幸福を感じる人もいる一方で、豚が宗教上タブーな人にとっては幸福でも何でもないはずだ。人それぞれで感じ方は異なる。何に注目して、どう感じるかで、幸福が決まる。自分の注意をどこに向けるかで幸福は左右されるし、それは自分でコントロールできるものだ。そこに幸福のヒントがある。
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漫画「ハイキュー!!」全45巻を完読。前の職場の同僚に勧められてハマってここまで来た。バレーボールがやりたくなる。「ところで平凡な俺よ 下を向いている暇はあるのか」という田中のセリフが一番印象に残った。キャラクターは影山と西谷が好きだ。バレーやるなら自分はセッターをやりたいなと思った。
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村上春樹「街とその不確かな壁」読了。比喩表現や言葉のリズムは相変わらず心地よい。現実と夢世界のあいだくらいにあるぼんやりとした領域を彷徨う感覚が、不思議だ。先の読めない展開がありつつ、本作は結びがストンと落ち着いたような気がした。
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映画「ゴジラ-1.0」を観た。終戦直後の日本の混乱の中で、「生きて帰ってきたこと」が否定される時代の空気があった。人が人を否定する。殴られるよりも、言葉を投げつけられる方がよっぽど辛くて重い。言葉は人を殺めることもある。「生きろ」というメッセージを感じた。