【2024.12.22】vol.121 大好物
子どものミニバスのクリスマスイベントに参加。親子フリースロー大会で、親部門でたまたま優勝してしまった。人前のインタビューはちょっと恥ずかしくて慣れない。親子バスケ試合では、6年生の動きに付いていけない自分に驚いた。良いシュートやパスもあれば、凡ミスも多かったと振り返る。いろいろあったけれど、なんやかんや、息子と試合ができて、楽しい時間を過ごすことができることは幸せだ。
*
2階のクローゼットのドアが壊れてしまい、管理会社や保険会社に電話してみる。出費がかさむことに、すこしイラついていた自分に反省。火災保険は破損だと対象外という契約内容になっていた。確認して、それはそれで学びになった。いつか役に立つだろう。
*
漫画「ドラゴンボール」を読了。子どもの頃、飛ばし飛ばしで読んでいたので、自分の中では物語がずっと止まっていた。やりかけていた宿題が完了した達成感がある。この漫画では、神龍やドラゴンボールの存在が最後まで一貫していた。
*
映画「八犬伝」をみなとみらいで鑑賞。「南総里見八犬伝」のテーマは「勧善懲悪」という意味がようやく分かった気がした。目が見えなくなっても書き続ける滝沢馬琴の生き方。それを代筆で支えた女性(お路)という存在を初めて知った。作り話は虚であっても、その生き方そのものは実であるということ。理不尽な世界で、理想を描くこと。モノを書く人の信念や熱量が心に響く作品だった。
*
六本木の森ビルで開催中『SPITZ, NOW! 〜ロック大陸の物語展』へ。「大好物」という曲のライブ映像が印象的で、さっそくダウンロードして何度も聴いている。30年以上も自分たちのペースで曲を作って活動を続けている。それ自体が奇跡のように思えて感動してしまう。スピッツが存在し続けていることに感謝。

*
ふらっと西小山を散策。遠いような近いような記憶を掘り起こして、以前訪れたあの居酒屋はどこだっけと探してみて、迷子になった。あれから5年の歳月が流れている。真冬のひまわりのように鮮やかに揺れている、遠い記憶だ。行ってみたかった「東京浴場」という銭湯へ。天井まで届く高い本棚や階段、秘密基地のような席が印象的でワクワクさせてくれる。
