【2023.07.30】vol.48 地球儀を回す

日々折々

【2023.07.30】vol.48 地球儀を回す

仕事がある日の朝は、気分が少し明るくないような気がする。休みの日の朝は、あれやろうこれやろうと意気込んでいる。受け身な姿勢か、主体的な姿勢かの違いだろうか。気分が乗らないことも、ありのままでいい。気分は上がったり下がったりしてしまう。そこにはリズムがあり、正常といえば正常なのだ。

インド人のお客の対応をして、英語で詰まってしまい、自分がなんだか不甲斐ないような気がした。そういうことをまた一つの成長の機会にしていきたい。

BUMP OF CHICKENのライブDVDを観た。最後に「ギルド」を歌っていた。『生きるべきなんだよ』と教えてくれる。

職場の中で、ボスと部下が少しピリついてる。周囲もハラハラしている。以前の職場でも部活でもバイトでも、どこでも似たようなことがあった。自分が影響をおよぼすことができない領域なら、「抵抗せず・判断せず・執着せず」だ。今は何もできない。むしろ、自分ができることをやっていた方がいい。

どの仕事も1年目は手探りで、2年目からいろいろできるようになる。そういうものだ。未来は何とかなってしまうことを知っている。3年経てば、今の仕事から去る日がくることも知っている。状況は変化するし、自分も周囲も変わっていく。

人に聞くことを恐れずに、分からないものは分からないと認める。教えを乞う、学ぶ、その謙虚さ。そのためには聴く力を身に着けなくては。それは人と関わり合う日々の中で、練習し実践する。音声だけで考えることが苦手なら、ペンと紙を使って見える化する。苦手をフォローし、うまくいく方法を工夫する。

「楽しいことリスト」をもう一度見直して、また書き足していく。会いたい人に連絡していく。その一歩は、自分を変えてくれるかもしれない。

定時に上がって、保育園にお迎えに行くことができた。同僚の理解と協力に感謝だ。

地球儀を回してみて、世界の広さや地球の丸さを感じた。旅に出たい。そういうことを考える。

小4の息子と高校進学について話をした。一般論よりも、父としての自分の経験や個人的な話の方が、子どもの心には響いているように思えた。親の個人的なストーリー。そういうものを子どもは参考にしているようだ。物語を伝える。できるだけプラスになるポジティブなエピソードやストーリーを。

5年ほど前に「平成最後の夏期講習」という動画を観たことをふと思い出した。もう一回観てみようかな。夏休み、夏期講習、宿題。

【落合陽一・小泉進次郎 共同企画】平成最後の夏期講習(社会科編) - 人生10...
メディアアーティスト 落合陽一氏、小泉進次郎 衆議院議員の共同企画として開催される平成...

ボスに厳しく指導されて、たまに優しさや人間味を垣間見る。気持ちは流れていて、コントロールされていることを知っている。それに気づいて、流されて巻かれて動いているなら、今は「まぁいいや」でいこうか。いつか離れる日が来ることも知っている。その日まで、今ここに集中する。

4連休だ。連休明けは、モヤモヤしてバタバタしているだろう。そんな未来のことを想像しても、今は何もできない。水曜日の朝の自分に任せて、放り投げよう。それより今日の休みを楽しもう。

高校生の頃、好きなことを仕事にすると、それが好きではなくなってしまうと思っていた。一方で、橘玲氏の「幸福の資本論」には、好きなことを仕事にすることが唯一の生存戦略であると書いてあった。それもそうだと思う。好きなことをやってみる方がいいような気がする。

「なぜ今の仕事を選んだのか?」その問いに、答えるストーリーを、ひとつだけ持っておく。それは何度も書き換えていけるし、解釈だって何度も変わっていく。歴史の物語と同じだろう。そうやって繰り返してきた。変化していく世界で生き延びる。変化に適応する。自分をいつも変えていく。自分で自分の人生をコントロールしていく。