【2024.12.08】vol.119 昨日と明日に毎日挟まれて
BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous 2024.12.7 東京ドーム公演に参戦。振り返れば、今年のライブ参戦は4回目だ。この日まで生きてきてよかった。11月は仕事の不安でいっぱいいっぱいで、「木漏れ日と一緒に」の歌詞に何度も支えられた。この曲の演奏中は、ここ1ヶ月の仕事のことを思い返していた。「この胸に消えない言葉」「死ぬまで刺さる鋼鉄の杭」「もう少しがんばれるだろうか」。言の葉1つ1つを噛みしめる。同じ曲なのに、9月のライブで聴いたときとは異なって響く。自分の中で曲が馴染み、心に織り込まれて、曲を体内に摂り込んでいった時間があったのだ。「窓の中から」の「昨日と明日に毎日挟まれて」の部分で涙がこぼれた。そうやって、ここ最近の日々は過ぎていた。ライブはあっという間に終わり、最後に「また音楽を作り続ける」という藤くんの言葉で、またライブに来れると思った。人生は続いていく。
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日吉湯に寄った月曜日の仕事の帰り道。熱いお湯で気分がリフレッシュできた。冬の銭湯は良い。一つの楽しみにしていこう。そのおかげで夜はよく眠れた気がした。
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12月という月は、無職から再就職して新しい仕事を始めた月だった。それが5年前のことで、36歳という年齢だった。まだ若さもあった気がするし、半端な年齢だなと思ったりもする。壁にぶつかっていたような気もする。そういった記憶も忘れていく。
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今日の仕事に集中できている今だ。ただ1日を乗り越える。それをつなぐ、くりかえす。昨日と明日の間で、今日が次々と更新されている。窓の中から、小さな光を見ている今だ。