【2024.02.18】vol.77 アイム・スパルタン!

日々折々

【2024.02.18】vol.77 アイム・スパルタン

2/11のBUMP OF CHICKEN TOUR「ホームシック衛星2024」に参戦。Kアリーナ横浜は、客席からの眺望やステージまでの距離感、そして何よりも音響が素晴らしかった。ライブ後は、「Arrows」のメロディが頭の中をぐるぐる回っていた。「銀河鉄道」を聞きながら心は宇宙を旅している。バンプは28歳になった。バンプの曲に支えられて、ここまで何とか生きてきた自分の人生がある。これからも自分の生涯とともにありたい。どんなに離れても、周回軌道上にある。

週末、子どもを連れて、こどもの国を歩き回って、ドッと疲れを感じている週明けの月曜日。疲労のせいなのか、仕事中のけだるさもある。数日経てば、疲れも和らいでいることに気づいた水曜日の朝だ。あせらず、少し待ってみればいいのだ。時間を味方につけることはできる。

2月の公立高校入試の日になると、高校1年生だった自分を思い出す。ささやかな青春の匂いがする。そこから何かが始まったわけではない。前に進まないことを選択した自分がいただけだ。そのことを小さく後悔している自分もいた。最後に会ったのがいつだったのかも思い出せない。そうやって忘れてしまう日々。どこかで生きていて、できれば元気で、幸せを感じていてほしい。そんなことをふと思った。

職場の人の名前を間違って呼んでいたことに急に気づき、なんともきまりがわるい。その人は、とても穏やかで、自分の間違いに触れてこない優しさがあり、余計に自分の胸が痛む。失敗を失敗と認める。取り戻していくしかないな。

世界一過酷な障害物レースという「スパルタン・レース」に参加した。スプリントというカテゴリーで距離5キロの初心者向けコース。保育園パパ友の熱意な誘いに乗って、茨城にある「こもれび森のイバライド」へ向かった。ドライブしながら互いの身の上話もできて、それも素晴らしい時間だった。レースでは、壁をよじ登ったり(楽しい)、雲梯にぶらさがって進んだり(腕力系は苦手)、重い砂袋やバケツ、鉄球などを運んだり(まるで古代ピラミッドをつくる肉体労働者だ)、ほふく前進で鉄条網の下をくぐったりした(自衛隊員にはなれないと思った)。そんな障害物が20箇所ある。クリアできないとその場で「バービー30回」というペナルティがあり、スタッフの姉さんに叱られながらこなしていく。自分に負けそうになり、「who am I ?」「 I’m spartan!!」という言葉が自分を突き動かす。お祭り的な雰囲気も、楽しかった。なんとか完走したものの、身体は筋肉痛で、自分の力のなさを思い知る。レース直後に食べた厚切りベーコン焼きが美味かった。しばらくいいやと思いつつ、フルマラソンと同じように、またやりたくなるかもしれない。

SPARTAN RACE(スパルタンレース)|株式会社SRJ
日本国内におけるスパルタンレースに関する情報は、こちらのサイトでご確認ください。