【2026.03.29】vol.189 なないろの心
異動が刻々と近づいている今だ。窓口は繁忙期独特の忙しさがあり、思えば3回目で、感覚がマヒしてきたり、ある程度予想できる慣れみたいなものもある。でもやっぱり進まないもどかしさがあり、疲れも溜まり、心が荒んで人に対してイラつくこともある(反省)。静かすぎた月末土曜日を超えて、週明けは嵐の中だろう。そして気がつけば3月31日を迎えて、この部署での仕事が終わり、4月1日から全く新しい生活が始まっているんだろう。手探りで歩く、なないろの心。
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ovice朝礼で聴いたこと。モノを手放す。余白。いま必要かどうかを基準に。人に頼る。そういう言葉が印象に残って、自分の中に吸収された。
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モーニングノート書きながら、自分で自分を観察してみる。「心に浮かぶ」「頭の中に浮かぶ」の2つがあるのでは。心はたぶん「感情」で、頭の中は「知識や思考」で、似ているようで、同じだけど、どこか異なっている。恐怖や心配、好きという感情は、全て「心に浮かんだこと」だ。仕事で使うのは思考とか「頭」の方だ。モーニングページは、心に浮かんだものを、頭の中で処理して、ペンを使ってノートに書き出しているメカニズム。そういうことかも。
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先週のミニバス保護者との懇親会から、妙な疲れを感じていて、どことなく心にぽっかりと穴が空いた感覚が残る。しばらくして、これは喪失感の「ロス」かと思ったら、腑に落ちてきた。子どもが退団したことが、自分にとってもミニバスからの卒業を意味していた。ロス状態が起こるほど、自分自身にも大切な場所であったことに気づく。それを受け入れたら、少しラクになれた気がした。
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日曜日の午後、ひとりで父の墓参りへ。死者の世界との境界線へ向かう、小さな旅だ。いつもより、混雑していた気がして、お彼岸の時期だったらしい。お彼岸という言葉が今まであんまり馴染みがなかった。心の中で、息子の小学校卒業とミニバス卒団を報告。自分が小学校から中学校へ進む頃、父は自分をどう見ていたのだろう。
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入庁の3年前のあの日。人生がリスタートして、なんやかんやを積み重ねて、ここまで来た。すぐ思い出せる痛みもある。忘れてしまった傷もある。くりかえす何気ない日常が、こんなにも有り難いものだと思う。
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自分にとっての価値観を考える。仕事優先ではなく、でも家族優先でもなくて、実は、複数のコミュニティをバランスよく行き来できる自由な状態、それが一番心地良いのかも。固定されず、縛られず、旅人のような自由。広く、浅く、それがうまく機能していた大学1年生の頃の、あんなイメージ。
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ミスチルのニューアルバム「産声」を1曲1曲聴いている。深海とボレロが対なら、miss youと産声は対かもしれない。明るさと賑やかさがあり、ミスチルらしい、とっつきやすい楽曲が並んでいる印象だ。ミスチルが還ってきた、と思った。
