【2024.03.17】vol.81 明日も
月曜日の朝、夢を見た。たまに何度か見る夢に似ている。朝、学校へと急いでいる。遅刻しそうで焦っている。忘れ物をしていることに気づく。時間がどんどん過ぎてゆく。準備しているはずなのに、全く進んでいる気がしない。焦って、追われている感覚がある。もうだめだと諦めかけて、じたばたもがいている。BUMP OF CHICKENの「ベンチとコーヒー」が頭の中に流れた。夢の中にいる自分は、自分だけど自分ではない別の誰かのはずだ。自分で自分をただ静観してみればいい。
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ミスチルの次のライブツアー情報が入った。横浜アリーナに行きたいと思った。未来の楽しみがまたひとつ増えることもある。日常に彩りを加える。未来の手帳に書き足しておく。
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仕事して疲れもあってよく眠れた気がした朝。寝起きの気分は悪くはない。今朝の自分の身体は、正常に動いている。完璧ではないけど、なんとか今日を生き抜ける身体になっている気がする。
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足踏みしてなかなか思うように進まないなら、そういうものだと諦めてしまえ。そして、できることをやれ。うまくいかない日々だ。できること、できないこと、しっかり区別して、他人は他人だと思うしかないんだな。
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仕事2年目の自分はどうありたいか。担当領域のプロフェッショナルを磨く。孤立化しないように同僚とは中立的でオープンに接する。自分で自分の仕事をコントロールする。自分で自分の身を守る。自分に負けないこと、他者に負けないこと。オンオフスイッチを切り替えて人生にバランスをとる。残り1年だけ働いて辞めるくらいの余裕の気持ちで日々に取り組むこと。いつか終わる旅だ。
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1年前の今頃は何をしていたっけ。2年前は?10年前の春は何をしていただろうか。過去のどの段階でも、いろいろもがいていた気がする。それでもなんとか乗り越えてきて、今につながっている。かばんに詰めてきた、必死で守ってきた、自分の物語だ。銀河鉄道の旅は続いてくんだ。
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高校2年の最後の日のことを思い出す。あれは明日から春休みという日。クラス仲間と朝まで公園で語り合い、家に帰り、思ったことをノートに書き留めた。それが日記の習慣のはじまりだ。17歳で始めた日記は、8年間ほど続いた。一度途切れたけれど、「モーニングノート」として日記の習慣は再開し、かれこれ7年以上は続いている気がする。それが今につながっている。
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「仕事など人の時間の2割程度。2割のものなど、どうでもいいこと」。出口治明さんの言葉をふと思い出した。『還暦からの底力』より。
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毎日ちょっとずつでも、昨日より良かったなら、それでよしとしようか。失敗したなら、それは挑戦したって証だ。不安があることは、変化の良い兆候であること。SHISHAMOの「明日も」をダウンロードした。そのメロディが少しの勇気になる。自分を支えてくれる。疲れて動けないなら、ハードルを少し下げておいて、最低限のことを、今やるべきことをただやるだけだ。
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月曜日の朝はなんだか疲れていて、金曜日の朝はなんだかリラックスしていることに気づく。1週間の中でも気持ちがいろいろカラフルに変化している。天命に委ねる。人智を超えた天命が、きっと自分を良いように運んでくれるだろう。