【2022.10.16】vol.7 もがくこと

日々折々

【2022.10.16】vol.7 もがくこと

映画「ピンポン」を久しぶりに見た。アクマのセリフが心に残る。『ダセェから1回しか言わねぇぞ。血反吐吐くまで走り込め。血便出るまで素振りしろ。そうすりゃ、ちっとはラクになんだろ』。必死にもがけって言っている。自分の殻を破るために。

久しぶりに友人に会って、なんだか息が詰まった。壁がある。それは、自分の心の中の壁だ。貝の中に閉じこもっているような感覚。ここから出られない、出たくないって言っている。詰まるものは、つまらないもの。

同僚に「来年度は仕事どうするの?」って聞かれて、思考は停止している。考えているようで、何も考えていない。考えないようにしていて、そのことに自分では気づいている。人に誇れるよりも、自分が納得できるものを選びたい。心をまた初心者に戻してみる。

他人の仕事がどうとか、持ち家がどうとか、車がどうとか、なんだかうんざりする会話ばかりな最近だ。そんな会話が地球上のいたるところであるのだろう。すべての雑音に、いちいち引っかかってもいられないよな。雑音を気にせず、受け止めて、執着せず、手放していくしかない。

やりたいこと、欲しいものって、なんだ?