【2025.12.07】vol.172 函館へ

日々折々

【2025.12.07】vol.172 函館へ

家族で函館旅行へ。旅先では同じ方向を向くことができる。非日常の中で、夫婦や親子、兄妹の関係が良い方向に結び直されているという感覚があった。会話が生まれ、心がつながる。五稜郭公園へ向かって歩いていた時間に、そんなことを思った。雨降る函館山で子どもたちが不機嫌になっても、旅先なら、それもいい。なら、日常の中でも同じ感覚になってもいいと思う。ラッキーピエロ、OMO5、やきとり弁当。植物園から乗ったタクシーの運転手さんの人柄、市電と並走するバスの運転手さん。函館という街は、自分の中で特別な場所だ。そして、また一つ思い出を上塗りすることができた。

学校事務の試験結果が出て、残念ながらの不合格。惜しいというよりも、面接で30%しか取れてないということは、根本的な何かが足りていなかった。人生は思い通りに進まない。ままならないよな。これも天命だ。「正解はこれじゃないのかも やり直しながら進もうか」。スピッツが心に響く。何度でも修正していこう。動き続けようぜ。

年末のサンライズ瀬戸の予約が取れた。ダメ元だったけれど、運よく上手くいった。小6の息子と今しかできない旅をしよう。

職場のギスギスは相変わらず。面倒な人たちがたくさんいる中で、自分の心がすさんでいるように感じることも少なくない。別の時代や別の場所なら、話は変わってくるけれど、それでも今ここに自分はいる。どうでもいいやと、深く関わらず、他人に期待せず、いこうか。高齢者への介護とか、未知の宇宙人やメンタル病んでる人とか、そんな風に思えば、今ここでも、異なって見えてくる。ごまかして笑っていくよって歌詞がピタリ。

息子の新しい自転車を取りに行った。大きめで、デザインも小学生っぽさもなく、もう中学が近づいてきているんだなと、次のステージを感じ始めている。