【2025.06.01】vol.145 沼津へ
この人生の時間が借り物で、時間は自分のものではない。時間が足りないという前提を疑ってみる。まだ時間があるという考え方がすでに違う気がする。今この瞬間にしか時間はないと考える。何でもできるわけではないし、できないことよりも、できることや、できたことにフォーカスしてみる。充実した日々も、もの足りなく感じる日々も、どちらも同じように生きていて、そこに違いはないし、違いがあるとすれば、ただ解釈の違いだけだろう。「限りある時間の使い方」を読みながら、そんなことを考える。
*
夏に開催のリベフェスのボランティアに応募してみた。何はともあれやってみようぜ。
*
職場も3年目になり、自分の立ち位置は良くも悪くも変化している。自由に判断できる幅も広がってきた。同時に責任も増えてきた。頼れるものが少なくなった。頼られることも多くなった。むしろ、誰かに頼ったり、任せたり、助けてもらうことの、その中身の質が上がってきていることも事実だ。自分ができるようになるほど、ひとりじゃできないことが多くあることに気づいていく。ありがたいと思える。
*
瀬尾まいこ「私たちの世代は」を読了。コロナ禍の生活をリアルに思い出した。ほんの数年前のことなのに、すっかり忘れていることに気づく。確かに不自由なことも多くあったけれど、それでも生き延びて今ここに自分が存在している。昔話のように思い出している。学校とか教育とか、そういうものに自分は関心があって、好きだということを思い出す。学校ではたらくことをもう一度やってみたい。
*
予期せぬことが起こるのが旅の一番の楽しみだ。一方で、仕事で予期せぬことが起こると辟易してしまう。何も事件が起きずに穏やかに一日が過ぎたほうがいいと思っている。その違いは一体なんだろう。どちらもどちらのはずなのに。予期せぬものを楽しめる心はあるだろうか。まだ自分にはそれが残っているだろうか。
*
平日休みに沼津へ。「中央亭」の餃子を食べた。11時開店の30分前にはもう行列ができていた。名前を呼ぶ接客に、とても好感が持てる。餃子を超えた餃子のように感じて、日本一かもしれないと本気で感じた。本当に美味しい。自転車を借りて沼津港へ。定食屋「むすび屋」で海鮮おまかせ丼を食べて満足。狩野川沿いのサイクリングが、天気も景色も良くて、なんだか豊かな時間になった。
*
金曜日にハマスタへ。仕事で遅くなって、到着したのが8時くらい。試合も中盤で、雨と寒さであんまり長く滞在せずに、早めに帰った。それでも、少しだけでもスタジアムの雰囲気を感じられたことは、良かったような気がする。
*
仕事で1年目の後輩が、窓口クレームに捕まり、タイミングよくフォローに入ることができた。怪しいと察した自分のレーダーと、スーッと行動できた自分を自分で讃えてやりたい。3年目なりの自信もできている。大丈夫だ。