【2025.02.02】vol.128 そんでもって自由だ
二度寝してしまって、モーニングノートが書けなかった月曜日の朝。そういう日もある。そういうときもある。そして、それはそれでいい。ありのままに受け入れていくことも、モーニングノートの効用だ。
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同僚のミスにうんざりした、別の同僚。そのときに見せた彼女の表情が、「薬屋のひとりごと」のマオマオのげんなり顔と同じだと気づいたら、なんだか面白おかしかった。
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焚き火の炎が揺れる映像を見ていた。それは捉えようがなくて、そんでもって自由だ。
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昔の職場のボスから、突然のLINE。仕事のお誘いがきた。今は応えられないが、声をかけてもらえることは正直嬉しい。自分もそれなりに使える人材だと評価されている気がした。オファーが来るままに流されるような自由な働き方も、未来の選択肢の1つだ。
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小説「君のクイズ」(小川哲著)読了。どっぷり没入できて、とても面白い小説だった。クイズプレイヤーの視点や思考が新鮮だった。ストーリーも、徐々に核心に迫っていく展開がうまい。最後のどんでん返しも、良い塩梅で裏切られた。その読後の爽快感が残る。言葉遣いや文体リズムも好きなタイプの作者だ。
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昼休みに図書館の前で、ふと春の到来を感じるようになった。寒さが和らいだような感覚。1月が終わり、2月もあっという間に過ぎていきそうな気がしている。
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映画「サンセット、サンライズ」。コロナ禍ってあんな感じだったなと思い出した。いろいろ忘れている。震災とかコロナとかいろいろあって、みんな抱えるものもあるんだろうけど、痛みや悲しみを乗り越えていけるようなパワーをもらった映画だ。