【2025.01.19】vol.126 余白時間
子どもがスマホを持つということが現実化してきた。いずれは必要になるだろうと、生まれたときから、ずっと考えていた課題ではある。そして小5になり、まだ早いのか、もう適齢期なのかという微妙な段階になってきた。スマホの無限の便利さとか可能性とか、仲間との連絡ツールとか、メリットは多くあることは知っている。一方で、自分が引っかかっているのは、依存症を生む毒にもなりうるというところだ。そろそろルビコン川を渡るときなのかもとも感じ始めている。結局、やってみなきゃ分からないな、ということに行き着く。自分の固定観念を更新して、時流に乗っかってしまうのも1つの選択かもしれない。
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特別なことがなかった気がする休日を、ムダだったと感じてしまうことがある。何かしているはずなのに、今日は何してたっけと振り返って、何も浮かばないようなときだ。何もない休日のことを、「余白時間」と名付けてみる。水墨画は余白に意味があるように、人生の余白にも、役割があるのかもしれない。せわしく動く日常に、たまに訪れる、止まったような時間や何もしない時間、何もしなくてもいい時間。それはそれでいい。
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1月15日が結婚記念日。2012年に結婚して、13年目になった。思っていたよりも長く続いている。それなりに上手く回っているのだろう。積み上げてきた時間が確かなものになる。
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モーニングページに使っているノートが、また1冊分を書き終えた。80枚で160ページのノートを、1日1ページ。それを週4日くらいのペースで書いているから、約40週間で1冊。10ヶ月程度で書き終えるということになる。このノートを使い始めたのが、2024年4月8日だった。ちょうど娘の小学校入学式の日だった。仕事が2年目になり、変化している頃だった。読み返してみて、大したことないことで悩んでいる自分がいた。あんまり成長していない気もする。それでも、あの頃とは確実に良くなっているような気もする。それは天気のように移ろいゆく気分のようなもの。
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久しぶりに、東海道散歩の旅に出た。藤沢から平塚まで13キロほど歩いた。パン屋「小麦の奴隷」のお店を偶然見つけて「カリッカリカレーパン」を初めて食べた。平塚でご当地グルメを探したら、「平塚タンメン」を見つけて、発祥らしい「老郷」で不思議なタンメンを食べた。ただ歩いてると、バカバカしく思ったり、自分は一体何やってんだろうとか、ムダだとか、意味ないとか、そういうことを思う時間もある。すべてが楽しいわけじゃないけれど、これでいい。これが自分の旅。
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今の家に引っ越してから、ちょうど1年だ。10年使ったテレビが新しくなった。テレビ周りの棚を刷新したり、クッションマットを変えたり、住環境の快適化を進めていこう。