【2022.11.07】vol.10 どう転んだっていいや

日々折々

【2022.11.07】 vol.10 どう転んだっていいや

子どもが片付けをしないことにイラ立ってしまう。それは、自分の中で「いつも整理しておきたい」という価値観があるからだろう。それと整合できないときに、つい怒ってしまう。少し待ってみよう。相手をコントロールするよりも、伝えることに集中しよう。

高橋歩著「人生の地図」という本を久しぶりに読んで再会した言葉。「お前は、何が欲しいんだ?」「勝手に生きろ」。この本は、インド旅行中に出会った旅人から借りたときに初めて読んだ本。あれは、社会人2年目でネコみたいになっていた時期。自分の中で衝撃的な言葉だったことを思い出す。

仕事中ふと自分の場所に窮屈さを感じた。自分の居場所はここじゃないかもと認識する。遊牧民のように、青い空の下、広い草原の中、ふらふらと心が自由であれたらいい。

本当に欲しい答えはグーグルの中にはない。自分の中をググればいい。

理想の住まいについて妄想してみる。書斎があること、焚き火ができること、縁側があること、ウッドデッキの庭があること、古民家風なこと、天井が高いこと、平屋であること、自然や四季を感じられること、囲炉裏があること、和室があること、土間があること、そこにバイクや自転車が置いてあること、畑で野菜を育てられること。

どう転んだっていいや。望むものもあるし、望まないものもあるだろう。縁やつながりは、思いがけない方向へつながることもある。もう駄目だって思ってから蘇生することだって、いくらでもありうる。ここから抜け出すために、世界へ出ていくために。

人と話す。これまでの人生の物語を聞いて、話して、また聞く。知らないことを知っていく。知れば知るほど、知らないことも増えていく。知っていることも増えていく。