【2025.12.14】vol.173 余白
函館から戻ってきた翌々日に、大きな地震が青森あたりで起きていた。1日ズレていたら、旅に影響が出ていたかもしれない。そう考えると、なんだか自分の運の良さを感じてしまう。
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理想の人生のイメージを描いてみる。マネーは、給与・事業・投資の3つの蛇口から入ってくる仕組みを持つ。自己投資とは、健康と収入アップのために。楽しいことのためにお金を使い、プラスの循環を創る。人格を磨き、魅力ある人間性を身に付けたい。旅をして、人に会って、本とか映画とかアートとかスポーツとかに触れて、感動するような心の豊かさを膨らませたい。
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早起きしたときに、早朝のおひとりタイムが好きだ。静寂と暗闇の中、これから1日が始まる。クリアになっている頭の中の状態だ。モーニングページを書いて、脳の中のモノ、ノイズとか鬱憤とかドロドロした何かを、すっきりと外に排出する。出し切ってしまって、からっぽにしてしまう。新しいものが生まれるスペースが生まれる。空白とか余白とかそういうものが好きだな。余白があれば、自由に動き回ることが出来る。時間にも余白があって、スケジュールを詰め込みすぎないことだ。1日を振り返ったときに、空白スペースがあったことに、罪悪感よりも満足感があってもいいと思った。余白時間を、計測して記録してみてもいい。
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「運転者」という物語を読んで印象に残った部分のメモ。人参の種を植えて、その日のうちに収穫できると思いますか?我々は仕事とかにも同じことを求めがちだ。すぐに成果が出るものだと思っている。
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函館のOMO5で買ったマグカップが気に入っている。妻が「お揃いににしようぜ」って言った言葉が妙に心に残っている。ささやかだけど、パートナーとはかくあるべきなものかもしれない。旅先で気づくこともある。
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スター・ウォーズを一気に見ている今だ。「フォースの覚醒」で、フィンがポーを助けるときのシーン。なぜ俺を助ける?という問いに、フィンは「正しいことだろ?」と簡潔に返事をしていた言葉。心に残っている。物語と言葉には力がある。

