【2025.09.28】vol.162 ラグマン

日々折々

【2025.09.28】vol.162 ラグマン

職場の業務体制がまた変化する時期。整理して、職員に周知して、準備して本番を迎える。案内方法が変わり、うまくいくかどうかと不安になる。それをここ数年繰り返してきた。虎視眈々と準備をしてた自分だ。あとは試す、修正する、また試す。なじむには時間がかかってしまう。もし炎上してしまったら消すしかない。でも意外と大方の心配事は起こらないってこともわかっている。やるだけやるしかないのだ。

他者にイラついても、他者は他者だ。馬とか宇宙人とか思えば、求めたり期待するよりも、あきらめてしまって、ありのままに飲み込んでしまえ。他人の人生などどうでもいい。責任だってサラサラ。一定の距離を置いて、近づきすぎないようにするだけ。そうやって、今までやってきた。アドラー心理学がいうところの「他者の課題」に踏み込むな、だ。自分は自分の人生を生きる。

日曜日に、娘とカップヌードル・ミュージアムへ。水族館に行く予定が、横浜駅で急きょ行き先を変更。途中で予定が変わることも、ひとつの面白さだ。予定どおりにならなくても、旅っぽくて、それはそれでいい。楽しければいい。カザフスタンの「ラグマン」という麺料理を初めて食べて、うどんみたいな麺とオイスターソースの味つけの羊肉、とても美味しかった。現地に行って食べてみたい。

まともな大人と一緒に仕事がしたいとポツリと考える。なら自分がまずまともな大人になろう。自律していて、責任感があり、ユーモアと優しさと穏やかさを持つ。尊敬し合える関係がいい。他人に不満をいだくのは、完璧主義な自分の考えが根底にある。不完全な世界の、不完全な相手。自分と同じように、誰だって、完璧ではない存在だ。みんな、そうだろうな。それでバランスをとっている自然の生態系で、人間社会のエコシステム。自分は、あせっているだけなのかもしれない。他者なんかコントロールできない。力を抜いて、いこうか。

カード移送という大仕事をやりとげた。約4000枚のチェック。連日の残業で、不安だらけだったけど、なんとかなった。作業の計画がうまく機能した。周りの協力がなくてはできなかったから、本当に感謝だ。逃げ出さずに良かった。仕事したっていう充実感が確かにある。