【2025.05.04】vol.141 勝利も敗北感も

日々折々

【2025.05.04】vol.141 勝利も敗北感も

前の職場に似た夢を見た。運航船のオペレーターの仕事をしている。誰かに「船長に電話して」と言われる。やっぱり英語が怖い。前職では、ごまかしながら、よく10年も働いていたものだと思う。音声言語の苦手意識は抜けない。

息子のミニバスの自主練に参加した。5対5は楽しかったけど、息も切れ、身体もだんだん重くなり、言葉数も少なくなってしまった。

近所にある旅カフェ「POINT WEATHER」を久しぶりに訪れた。インドカレーとチャイをいただく。こんな近くにも「非日常の場所」はあった。旅先に迷い込んだ錯覚があり、日常から逃亡する隠れ家にもなる。北京に行きたいなとふと考えた。故宮、天安門、そして万里の長城。

職場で、待たされたことを怒るクレームに巻き込まれて、心は疲弊。「もらい事故」みたいなものだ。自分なりにベストな対応はできていると褒めてあげたい。ベストを尽くしていれば、自分から堂々とした空気は放出されるし、それは相手にも伝わる。前のボスは凛々しく対応していて、かっこよかった。課長がフォローしてくれて、ありがたく感じた。溜め込んでいたらモヤモヤが膨らんでいたかもしれない。吐き出すことで救われたような気がした。小さな感謝。

息子のミニバスの試合に付き添って、公式戦で初勝利。39−38の1点差。保護者同士でハイタッチして喜びを分かち合った。息子もボール運びやシュートなど活躍している姿も見れた。息子の仲間たちの姿もなんだか嬉しく感じるようになった。関われば感動も深まる。勝利の経験も大事だ。

激動の4月が無事に終わった。時間は確実に流れていく。毎年5月は「仕事やめたい」と考えていて、今もそう思うようになって、油断して転びそうになっている。折れれば一瞬。折れなければ何とかなる。こういうときこそ、淡々と続けて持ちこたえて、やがて来る夏を待ってみよう。考えることをあえて止めてみる。時間の流れ、大きな時流に流されてみる。転んでも、うまくいっても、時流には大した影響もないだろう。今はただ抵抗せずに、流れていく。時間が解決してくれるモヤモヤもあることを知っている。