【2025.04.27】vol.140 遠くへ
4月はちゃんと進んでいて、折り返して月末へと向かっている。1日ずつを着実に生きている。燃え殻さんのエッセイの言葉に支えられている。仕事をやめたいと、4月はいつもそんなことばかり考えてしまう。ライラックのメロディと歌詞が近ごろの自分に重なる。7月の自分を想像してみれば、今という時間も確実に過ぎていくことを自分自身で分かっている。
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仕事でなんとか後輩を助けてあげたいと思ったり、焦った自分は判断をミスったり、忙しさに集中力が途切れてしまったり。そんな日々を今過ごしている。同僚に話して、いいヒントをもらえることもあった。他の人に助けられ、支えられている自分がいる。自分でやれること、できることをやる。一人で抱え込まなくていい。すべては通過していくものだ。雑談にパワーがあることを実感する。立ち止まるより、動きながら、60点の「可」のラインをギリギリ超えて、ただ繰り返すこと。今はそれでいい。
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2年前のGWは台北へ飛んでみた。去年のGWは、奈良井宿と松本を旅してみた。あれはとても面白かった。もう一度どこか遠くへ行ってみたい。旅は魂を回復させてくれる。今年はどこへいこうか。朝ドラ「あまちゃん」をみて、東北とか三陸鉄道とかが頭に浮かんで、震災以来、あのエリアを一度も訪れてないことに気づいた。復興ツーリズムなる言葉に出会う。映画「サンセット、サンライズ」を見たことを思い出した。そのあたりが旅先のヒントになりそうだ。