【2025.03.23】vol.135 思い出の積み木
週末に木更津まで家族旅行。アクアラインと海ほたるを通って、「ホテル三日月」へ。海ほたるはグラホの遠征で一度来たことがあり、それ以来なら、もう20年くらい経っている。ホテルは、温水プールがあり、食事バイキングがあり、息子とバスケゲームしたり、娘とプレイエリアで遊んだり、充実した旅行になった。旅先では、ある程度お金から自分を解放させて、子どもを楽しませることも大事だなと最近考えるようになった。今しかない時間がある。そうやって、思い出の積み木を重ねて増やしていけば、思い出の配当を何度でも受け取れる。
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職場の同僚の言い方に、ときにイラついた感覚があって、鋼鉄の杭が心に刺さり抜けない。会社員時代にも面倒な人がいたことを思い出した。「坂の上の雲」を読んで、「世間にはいろんな人間がいる。笑って飲み下す他ない」という言葉に出逢った。ゲラゲラ笑っていれば、それでいいや。
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春の変化へのためらい。何が起きても変じゃない。人事異動とか担当業務変更とか、それは避けられない。すべてリセットして、種子となり、生まれ変わるための季節だ。初心に還ること。死と生を繰り返す生命のように。ささやかなミスをして、へこんで、2時間くらいでもう忘れていた。失敗することを恐れずにありたい。
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有隣堂のYouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」が面白い。昔のTVKの「saku saku」に似ていると思っていたら、パクってると自ら公言していて、思わず腑に落ちた。このチャンネルから、仕事や人生を楽しむことを教えてもらっている気がする。
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3月も終わりに近づいている。残り1年も、あっという間に過ぎ去っていくのだろう。来年の今頃の自分は、どんなことを考えているのだろうか。進化論のように自分もまた変化していきたい。これまで変化してきたし、真面目に誠実に、ときにズルく、やり抜いてきた。だから次の1年もまたきっと大丈夫だ。とにかく生きていけば、とにかく続けていけば、来年の今頃も、それなりに満足しているはずだ。
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「心配」という言葉が持っている「不安」という意味。でも、漢字を眺めてたら「心を配る」とも読めるんだなと気づく。心配りをしているのだ。