【2024.06.02】vol.92 迷い探し続ける日々が、答えになること
日曜日、家族で横浜カップヌードル・ミュージアムへ。前々から興味があった「チキンラーメン作り」に挑戦。小麦粉がラーメンになる過程が面白く感じられた。スタッフも親切丁寧で感謝。子どもたちも楽しんでいて、よい思い出になった。今年やりたかったことの1つを実現。
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海外用カードという真新しい業務が始まった。わかっているようで、よくわかっていない。手探りな毎日だ。やれやれと思いながら、あきらめながら、やれることをやっていこう。恐れずに、でも気をつけて。気をつけて、だけど恐れずに。言葉で自分をなんとか支えていく。弱気でもいいし、楽観でもいい。なんとかしていくって自分に言い聞かせながら、今日を歩いていく。
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昨日の仕事で自分の至らぬ点があり、同僚に浴びせられた言葉が、ぐいぐいと胸に刺さった。それを思い出して、痛みが翌朝まで残っている。なんだか暗い気持ちにもなってくる。心が折れそうな昼休みと、とれない痛みを引きずる午後だった。でも、その夕方に、自分から少し動いてみて、取り組んだ作業があって、同僚と一緒に同じ方向を向いたとき、気がラクになって、気分が晴れた。そこで世界は変わった。同じ方向へ、言葉を交わし、自分で動く。そんなことが大切かもしれないと学ぶ。
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聞かれた質問に答えられない。家に持ち帰って、一晩中頭にこびりついている。わからない。相手の威圧的なところも気になっている。夜中に疲れてくると、ますます気分は重たくなる。翌朝、紙に書き出してみて、すっきりした頭で考えてみたら、だんだん見えてきた。視界が開けてきたような気がする。「物事は思っているほど悪くはない、翌朝には状況は改善している」という、コリン・パウエルの言葉どおりだ。
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なんとなく思い通りにいかない仕事はたくさん積み上がっていく。でも、やりかけのまま時間切れで、いつか自分は、この場所を去っていくのだろう。これまでもそうだったし、これからもそうなのだろう。すべては途上で、いつか消えていくもので、忘れてしまう。良くも悪くも、自分がいてもいなくても、社会は動いていて、地球は回っている。そんな風におおらかに捉えていけば、今を乗り越えていける。
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夢中になれる仕事はどこにあるのだろう、と考える。答えは、今ここにあるのかもしれない。今の仕事に夢中になってしまうのが一番いいのかもしれない。息が苦しいのは、息を止めているからで、苦しいならば、自分で自分の呼吸をする。深呼吸。皮膚呼吸。「息が詰まったときは、自分を試すとき」。心の痛みがとれないなら、いっそ引き連れて。身体は正常に動いているから、きっと、うまくいく。
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「迷い探し続ける日々が 答えになること 僕は知っているから」(槇原敬之/どんなときも。)
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5月はなんとか乗り切った。新年度の2ヶ月間はなんとか生き延びている今だ。生存戦略だ。なかなかうまく羽ばたけない時期だなと感じている。泥沼みたいな、停滞感みたいなもの。今はそういう、しがみつく時期でもいい。そのうちまた羽は開くだろう。その日まで、じっと待っていたい。
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また一週間が終わり、土日は動いて、月曜日の朝にはまた何となく憂鬱になっていそうだ。それはそれってことだろう。そんなことは月曜日の自分に任せてしまおう。過去でもなく、未来でもなく、今ここに自分を置いていこう。8月に仲間たちとハマスタへ行こうぜ。未来には楽しみなことだけできるだけたくさん置いておこう。それだけでいいのだ。まだ自分は大丈夫だ。