【2023.12.24】vol.69 車輪の唄

日々折々

【2023.12.24】vol.69 車輪の唄

窓口が混雑していて、待つことに苛立っている人と対峙して、心は少し挫かれそうにもなる。待たされるのが嫌なのはみんな同じだ。そのマイナスをゼロにして、最後にプラスにまで持っていけるかどうかが、この仕事であり、自分の役割なのだ。

「お城EXPO」へ家族と行った。毎年の恒例行事で、4年続けて訪れている。定点観測のように、内容や雰囲気が毎年少しずつ変化していることを感じる。日本のお城文化は素晴らしく、地方の観光地も資源として活用している事がわかり、活気を感じる。

中学時代の同級生で集まり、恵比寿のやるき茶屋で忘年会。仕事、家庭、子育て、住居など近況の話や、昔の思い出話で盛り上がり、よく笑って愉快な時間だった。彼らと話せば、自分らしさみたいなものを取り戻す気がする。離婚危機、病気、誰かの死、そんな話も出るようになった40歳の今だ。こうして再会して笑えることは、とても幸せなことだ。

年末が近づいてきて、自分のミッション・ビジョン・バリューを書き直す作業に着手。完璧なものを作らなくていい。変化していくものを作る。何度でも書き直していける。

映画「ナポレオン」を観た。その生涯を一気に駆け抜けた映画で、3時間近くあったけれど、中だるみせずに集中して観れた。一人の英雄を称えたり、マリー・アントワネットのギロチンに人々が盛り上がったりしている様子を見ていると、一丸となった大衆の愚かさと怖さを感じた。時代のなんとなくな雰囲気に流されないように自省する。ナポレオンの戦史やフランス史をもっと勉強したいと思った。

自転車でセンター北までサイクリング。初めて通る道は新鮮だ。片道30分ほどで、充実した時間になった。天気の良い日はサイクリングを趣味にしていきたいと思った。「車輪の唄」のメロディが頭の中を流れていった。