【2023.06.11】vol.41  点と点をつなぐ

日々折々

【2023.06.11】vol.41  点と点をつなぐ

漫画「銀河鉄道999」を読んでいる。不思議な気分になる物語だ。メーテルの存在も謎すぎる。長い長い旅の最後が早く知りたいと思いつつ、まだ到着したくない気もする。急がないことだ。旅の過程は人生そのもので、どこかへ向かっていて、ただ前に進んでいれば、それだけできっと十分だ。

小4の息子と公園でバスケをする。昔の記憶が蘇る。13歳の自分がそこにいる。親がボールを買ってくれたこと。記憶は鮮明ではないけれど、ありがたいことだと気づいた。親が整える環境があって、子どもは何かができるのかもしれない。そして自分もそうありたい。

毎朝書いているモーニングノートを、日曜日の朝に一週間分読み返して、このダイアリーを書いている。数カ月経って、文章を少し手直しする。自分自身が書いたものが、自分の力になる。ここには人生の焦りや迷いなんかも残っている。時間的な視野を拡げてくれる感覚。

このサイトの『もとき.com』という名前を変えてみようかな。バンプやミスチルのライブレポートも追加してみようか。いろいろ考える。

仕事をしている中で、人の優しさや厳しさを感じる。ただ変化しながら柔軟に動いていく。執着しないこと、抵抗しないことが今の自分にはちょうどいい。ボスに言われたことを、ただ素直にやってみればいい。そこに抵抗は不要だ。水のように流れてみればいい。1年先の不安なんか考えなくていい。4月の悩みは4月の自分が乗り越えてきた。5月の苦労は5月の自分がただ乗り越えてきたのだ。

共働き、子育て、息つく間もない毎日の連続。たまには休みを取って、ひとりでのんびりする時間も必要だ。自分というPCを守ることだ。

仕事の電話での失敗を頭の中で繰り返してしまう。よくわからず、何度か聞き返したことで、相手を怒らせてしまった。5月にも似たようなことがあったっけ。電話応対に苦手意識がある。ただ慣れていないだけかもしれない。昨日が60点の自分だったなら、今日は5点でも加算していこう。失敗したっていい。何度でも生まれて変わっていける。

インド人のお客が来て、自分の英語で対応できたとき、元気やパワーや自信をもらった。英語を使っていた前職の経験が、今の仕事につながるなんて思ってもいなかった。「コネクト・ザ・ドット、点と点をつなぐ」。長く生きていれば、そんなつながる瞬間は何度かあるのかもしれない。

痛みも傷も自分の弱さも肯定していい。それが自分だ。できなかったことは、できなかったこととして、過去の中に置いてきていい。「生命科学的思考」(高橋祥子著)という本には、『時間的・空間的視野を拡げて、自由に物事を見ること』と書いてあった。まさにそのとおりだ。自分にとって心地よい視点を、都合のいいように選択していこう。運がいいこともある。悪いこともある。それでいい。1日ずつをただ積み重ねていく。