【2023.01.15】vol.19 「なりゆき」で選んでいく

日々折々

【2023.01.15】vol.19 「なりゆき」で選んでいく

しばらく会ってなかった友人に、自分から連絡した。自分を少しオープンにして、近づいていく。時間を巻き戻す。取り戻す。友人とのつながりの中に幸福はある。それは、もう知っていることだ。実践する以外に何かできることはあるか?人の一生は、とても短い。

9歳の息子にナンプレ(数独)を教えたら、さくさく解き始めた。これもできるようになったかと、その成長に驚く。

仲間たちと「本厄」について話していて、わずらわしいと感じつつも、ひとつ気づいたこと。区切りや節目があるということは、「その不幸の連続にも、いつか終りがある。だから大丈夫」という安心を与えるものなのかも。それなら意味はあるのかもしれない。

資産運用やインフレについて、相手にすっきり説明できなかった自分がいて、モヤモヤする。そもそも、相手の質問の中身を自分は聞いていたか?診断前の問診は十分だっただろうか?

夕食に「ポーク・ケチャップ」を作ってみた。子どもたちに好評だった。料理するプロセスに子どもを巻き込んでみたり、子どもの好みに寄せてみたりすることは、わりと大事かもしれない。

新しい職場の説明会に出席。4月から一緒にはたらく同期たちの顔ぶれを初めて見た。うまく自己紹介できたかなとか、質問はイマイチだったかなとか、いろんな後味が残る。普通のまともな人が多そうだなという印象を受けた。

「なりたいものになる」は素晴らしいことだけど、「なりたいものがよく分からなくなる」ときはある。いくつもの選択肢と行き止まりがあって、決められないときもある。迷うことだってたくさんある。「たまたま」とか「偶然のなりゆき」とか、そんな力に決めてもらうこともアリだろう。そうやって自分は道を拓いてきた。つなげてきた。どうにか生きてきた。選んだ理由が「なりゆき」でもいい。

映画「ラーゲリより愛をこめて」を鑑賞。シベリア抑留について考える。『記憶の遺書』という言葉がふと頭に浮かんだ。

仕事のモヤモヤは、自分がどうしていいのか分からないときに起こる。自分の力じゃどうにもならないときもたくさんある。だから自分にできそうなことに集中する。失敗してもいっかと思って、決断して、実行していくだけでいい。