【2024.04.28】vol.87 今だからこそ今しかできないこと

日々折々

【2024.04.28】vol.87 今だからこそ今しかできないこと

グリーンバード活動に、子ども二人を連れて参加した日曜日。天気は晴れていて、気温もちょうどよかった。この活動の存在を知ったのは村上世彰さんの著書「生涯投資家」で、興味がありつつも、なかなか参加機会をつかめていなかった。今回参加できたことは、自分にはとてもプラスな経験になった。普段歩く武蔵小杉の駅前に、これほどのゴミが落ちていたこと。見ているようで見えていないもの。いつもの街が違って見えた。空き缶やペットボトル、タバコの吸い殻、拾っていくだけでなぜか気分がスッキリしていく。高校生か大学生らしき若者たちも参加していた。目的や動機は聞けなかったけど、参加してみることは良いことだと思った。そこで感じるものはリアルで、それがきっかけで自分が変わることもある。ふりかえれば、自分だってそうだったし、長く薄くボランティア活動には携わってきた。また来月も参加してみようと思った。

greenbird|4月の武蔵小杉チーム(武蔵小杉チームのおそうじ日記) - ゴミ拾いボランティアのNPO

小5の息子のミニバス体験を見学して、入部届を出した。小学生たちのプレイ姿を観て、やっぱりバスケっておもしろいなと思った。コーチとかサポートとかの立場で混ざってみたいなぁと考える。自分だって、もっと世界を広げていける。新しい人たちとの出会いもある。子育てに縛りを感じる今があるなら、むしろ今だからこそ、今しかできないこともたくさんある。今できる面白さを拾ってみる。

ドラクエ5をスマホで始めてみた。通勤のバスの中で、毎日15分程度をコツコツと。名作らしいという話を聞いて興味がありつつも、時間がないことを理由に、ずっと先延ばしにしていた。冒険してレベルを上げて人と出会うRPGの旅。現実世界では、仕事してミスして修正しながら、また一つ自分のレベルを上げている。それがなんだかドラクエの物語と重なる。

新しい担当業務と、新しく関わる人たち。いろいろ言われることも多くなった今だ。面倒になって、億劫になって、尻込みしてしまう自分がいる。ビビっている。慣れない重圧に少し疲れてしまう。悩みのカタチも変わっていく。腫れ物に触らないように、ときには逃げ出してもいいのだ。自分が何もしなくても世界は通常通り回っている。ボスの優しさが身にしみるようにもなって、涙目にもなる。重たかった昨日の帰り道。歩きながら疲れたなと感じていた。

7月のミスチルのライブチケットが当選した。日々大変なことも多いけど、ミスチルというヒーローにまた会えるのだ。大丈夫だ。あと3ヶ月は、それを考えて、生きていける気がする。

周りを見渡し、なんかいろいろ複雑になっている気がする。それも考え方次第だ。自分でコントロールできるものは、どこで、どれだろう。「嫌われる勇気」を読んでいる。世界は、たぶんどこまでもシンプルで、我々の見方が物事を複雑なものにしてしまう。余計なことをたくさん考えてしまう。まだ答えはすぐには出てこない。

親友たちと仕事帰りに焼き肉を食べた。仕事、子育て、いろいろ話すうちに、自分のモヤモヤも大したものじゃないなってことに気づく。その気付きが一番大事な気がする。溜め込むよりも、外に出しておく。水たまりよりも、川や雨のように流れていくことが自然だ。人の心や感情も、たぶんそうした方が良い。書いたり、人に話したりしながら。

ボスと面談。仕事や家庭のことを気遣ってくれることに涙が出そうになる。心が震える。厳しい人だけど、優しい人でもある。その存在に感謝。

今週末は旅に出る。行き先は”なんとなく”でいい。流れるままに、気分のままに。始発電車に乗ってしまうことが大事な気がした。「旅をしなさい、どこへいってもいいから旅に出なさい」。伊集院静さんの言葉が心の中にふっと響く。