【2024.04.07】vol.84 何度でも

日々折々

【2024.04.07】vol.84 何度でも

4月になった。季節がぐるっとめぐって、社会人2年目になった。1年前の初日のことを覚えている。人事の配属発表があって、今の職場に自動的に連れてこられた日のこと。自分の席にポツンと座り、頭の中は真っ白で、ただただ緊張していた1日のこと。退勤して、どっと疲れて、帰り道に松屋でプーパッポンカレーを食べたこと。そして、それがとても美味しかったこと。そんな出発点から、いろいろなものを乗り越えて、ここまで来たのだ。

春の人事異動で、新しい人たちが3人きた。一緒に仕事しやすい雰囲気な人たちで本当によかった。この1年間を一緒に乗り越えられる気がする。人に恵まれていることに感謝だ。いつも人に恵まれる人生を自分は歩んできた気がする。偶然でとても幸福なことだ。

1週間ごとに、とにかく走るしかないな。時間は過ぎる。やるべきことは、そんなに変わっていない。環境の変化に自分を合わせていきたい。過去は過去でいいのだ。未来や今を見るのだ。うまくいかないなら、それでもいいのだ。生き延びていれば、最後に笑えれば、それでいいのだ。

平日の朝に週1回のジョギングを取り入れる。モーニングノートを休んで、その30分を当ててみる。いいルーティンになるかも。とりあえず試してみることにする。木、土、日の週3回走ることを定着させてみたい。4月から昼食のファスティングも再開。身体や習慣を改善していく。

窓口にベトナム人留学生たちが来て、ふとベトナムに行きたいなと考える。初めてホーチミンに行ったのが20年前だ。そのあとハノイに行ったのが8年前になる。懐かしい。あれからベトナムもどれだけ変化しているのだろうか。ベトナムの人たちの優しさや温かさは、東南アジアの中で一番好きかもしれないな。

「人に頼る」という1年目だったなら、この2年目は「人の力を借りる」にシフトしていくのがいいかも。語感もいいような気がする。

ドリカムの「何度でも」をiTunesで買って聞く。その曲が今の自分を少し支えてくれている。戦う自分の姿を重ねていける。こんがらがった心をほどく。心は開いていける。苦手なことも飲み込んで、自分を少しずつ試していく。

フランクル著「夜と霧」を読みながら、その世界を追体験している。収容所では、はたらくことが、生き延びること。今の自分が大変だと思っても、それでも恵まれていることに気づく。自分を俯瞰的に観察できている。命の火はしっかり燃えている。明日の入学式に送り出してくれたボスや同僚たちに感謝だ。心の中にある自由を発見する。